格安 SIM Q&A
SIMカードとは?
格安 SIM を販売する会社は、ドコモやau、Softbankといった大手携帯電話会社から通信ネットワークを借りることでサービスを提供しています。
通信ネットワークの解説や維持費、店舗の運営にかかるコストなどがかからない分、低料金で SIM を販売することができます.
携帯電話会社から通信インフラを借りてサービスを提供する業者のことを「MVNO」と呼びます。
格安SIMを提供している会社はすべてMVNOです。
SIMカードは、大きい順にminiSIM、microSIM、nanoSIMの3種類があります。SIMを使用されるスマートフォンに適合するサイズをお確かめの上、ご購入ください。
現在使用されているスマートフォンの携帯電話会社と、格安SIMが利用している通信網の携帯電話会社が同一ならば、スマートフォンをそのまま利用することができます。
例えば、ドコモの契約で購入したスマートフォンがある場合、ドコモ系の格安SIMを差し込めば問題なく通信ができます。
MVNOのWebページにて、動作確認された端末が一覧として掲載されている場合が多いため、使いたい端末が対応しているかどうかを確認することができます。
携帯電話会社で販売しているスマートフォンは、各社での通信規格などが異なっているために利用制限がされています。これを「SIMロック」と言います。例えば、ドコモで購入したスマートフォンではドコモのSIMカードのみが使えるようになっているため、auやSoftbankなどのSIMカードは使えません。
最初からSIMロックが解除されている端末を「SIMフリー端末」と呼びます。SIMロックを解除したスマートフォンや、SIMフリー端末ならば、ほとんどの格安SIMを使うことができます。
スマートフォンを購入した携帯電話会社でSIMロック解除の手続きを行えばSIMフリー端末のようにほとんどの格安SIMを挿して使えるようになります。(ただし、窓口では3,000円程度の手数料がかかります)
※SIMロックの解除は2015年5月以降に購入後、180日以上経過していることが条件となります。しかし、業界全体の流れとして、SIMロック解除の条件である経過日数が「180日以上」から「90日以上」に短縮する動きがあります。
下のページでは、おウチでできるSIMロック解除の方法をまとめています
データ通信量とは、インターネット、メール、アプリなど、スマートフォンを使うときに消費するパケット通信の容量です。自宅でスマートフォンをWi-Fiに接続していない場合や、外出時に動画の視聴、アプリのダウンロードをすることが多いのであれば通信量が大きいプランがおすすめです。メールやLINEしか使わないような場合は通信量が小さいプランが良いでしょう。
下のページで、料金プランのシュミュレーションができます。
データSIMはインターネットが利用できるデータ通信用のSIMです。通話はできません。
音声対応SIMは携帯電話会社のスマートフォンと同じようにデータ通信と音声通話の両方が使えます。MNPを使えば、携帯電話で利用していた電話番号を格安SIMでそのまま使うことができます。
SMS(ショートメッセージサービス)は、その名前の通り携帯電話で全角70文字程度の短い文章を送信できる機能のことです。電話番号を知っている相手にメッセージを送ることができます。
SMS対応SIMはその機能が付いています。LINEなどのソーシャルネットワークサービスに登録する際は、SMSを利用した個人認証が必要になります。
携帯電話会社から通信ネットワークを借りてサービスを提供しているため、通話品質は携帯電話会社と同等です。
音声対応SIMカードの場合、現在ご利用中の070/080/090から始まる番号がそのまま使えるMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を行うことができます。現在利用している携帯電話会社の店頭や電話窓口などでMNPの予約番号のご準備をお願いいたします。
下のページでMNPの手順を説明しています。
格安SIMは、自分に合ったプランを適切に選べば、月額料金を安く抑えられますが、これまでの使い方を考慮した上で契約しないと、逆に割高になってしまうこともあるのでお気をつけください。
下のページで料金のシュミレーションをしっかりやりましょう。
格安スマホとは?
大手携帯会社のスマートフォンと比べて、安価で利用できるスマートフォンを指して「格安スマホ」と呼びます。つまり、格安SIMを挿入して使うスマホのことです。したがって、「格安SIM」と「SIMを挿入できるスマホ」が必要です。
基本的には1ヶ月あたりの通信サービスの使用量が格安になります。また、割安な端末を使用することで、さらに月額料金を抑えることが可能です。
インターネット閲覧やLINE、地図、ゲームなどのアプリは普通のスマートフォンと同じように利用できます。
ただし、「@docomo.ne.jp」などの携帯電話会社のメールアドレスは使えなくなりますが、gmail等の無料メールサービスを利用することによりメールも問題なく使えます。
契約した格安SIMが使えない場合、SIMカード自体が悪いのか、スマートフォン自体に問題があるのか、判別がつきづらいです。
格安SIMを契約する場合の鉄則は、まず先に端末を用意することです。
特に、海外のサイトで安くSIMフリー端末を購入した場合、サポートも外国語で、いざトラブルが起きるとお手上げ状態になることもあります。
鉄則にしたがって、端末を手にしてから格安SIMを契約するのが良いでしょう。
APN(アクセスポイント名)の設定だけでインターネットに接続できます。
項目はほとんどの場合3つだけ。「APN・ユーザー名・パスワード」です。
SIMカード販売会社から送られてくる情報を入力します。
格安SIMや格安スマホでできること、できないこと
SMS対応のSIMカード、または音声対応SIMカードであれば使えます。
ただし、格安SIMでは年齢認証ができないため、連絡先を交換する際にID検索を利用することができません。QRコードやふるふるといった機能をお使いください。
友達リストもスタンプも引き継げます。
格安スマホに変える前に、LINEアプリ内でメールアドレスを登録し、設定から「アカウント引き継ぎ設定」を行えば、友達リストや購入したスタンプ、タイムラインなどを簡単に引き継げます。
トーク履歴を移し替えたい場合は、格安SIMに移行する前に、バックアップを取らなければいけません。
ただし、トーク履歴を移せるのは「1対1のトーク」もしくは「グループトーク」のみです。グループを作成せずに、複数人でトークしたものは、残念ながらバックアップの対象外です。
バックアップの方法によっては、送られてきた写真データが引き継げない場合もあるため、写真データは端末に保存して、別の方法で移行しましょう。
新しい端末でアカウントをアクティブにしてしまった後では、移行自体ができません。格安SIMに移行する前にバックアップを忘れずに行いましょう。
SMS対応SIMや、音声対応SIMを利用することで、SMS(ショートメッセージサービス)の利用が可能です。
キャリアメールでAppleIDを登録している場合、格安SIMにMNPした後、パスワードを忘れてしまい、ログインができなくなってしまうという問題が起きます。
パスワードさえ覚えて入れば、メールアドレスの変更は可能です。しかし、パスワードを忘れてしまうと、修復用アドレスの設定をしていなければ、アカウント自体の作り直しになることもあります。こうなると、これまで買った有料アプリは買い直しです。
AppleIDをキャリアメールにしている方は、事前にGmailなどの別のメールアドレスに変更しておくことをオススメします。
古い端末と新しい端末のiOSのバージョンが同じなら、読み込み可能です。
手元に古い端末がある場合は、Wi-Fiなどに接続し、iOSをアップデートし、再度バックアップすれば良いですが、旧端末を処分してしまうとそれも出来ません。
古い端末は、移行が完了するまで手元に残しておきましょう。
SIMフリー端末と格安SIMの組み合わせであれば、問題なく使えます。
格安SIMを携帯電話会社の端末で利用している場合、テザリングが使えないケースがあります。
MVNOのWebページにて、テザリングが可能か確認された端末が一覧として掲載されている場合が多いため、使いたい端末がテザリングに対応しているかどうかを確認しましょう。
前提として、格安SIMでおサイフケータイを使うには、格安SIMを差したスマートフォンがおサイフケータイに対応している必要があります。
スマートフォンが「FeliCa対応」であれば、基本的にはおサイフケータイを利用することができます。FeliCaに対応している機種かどうかは、背面のカバーに入っているかどうかで簡単に判別できます。
その他
大手携帯会社のスマホの保険(AppleCarなど)は、自動的に解約となります。
当店では、スマホ端末の保険の取り扱いはございません。保険とは、事故が発生した際に生活が立ち行かなくなる事由にかけるものであると考えているためです。例えば、自動車保険や自転車保険などです。事故が発生した場合は、数千万円から数億円の賠償金が発生します。
スマホが壊れても、数万円です。そのために、毎月数千円の保険料を払うのは、いかがなものかと思います。
どうしても、保険に加入した方は「スマホ 保険」と検索をしてみてください。民間の保険会社でモバイル端末向けの保険を販売しています。